本業、続き
ネタがないのもありますが・・・。
本業つながりで・・・。
今回ピックアップした布団は「絹綿」の合掛布団。
これは、元々、中国土産の絹の布団(ダブルでした)。
その「絹綿」を「打替え」して「シングルの合掛」に仕立て直した物。
キルティングをといたり色々と手間は掛かりましたが良い布団になりました。
中国土産の絹布団といえば、ガーゼでくるんだだけの物も多いですが、今回持ち込まれたのは、ちゃんと生地がついてキルティングが入った物でした。
いづれにしても、中国土産の絹布団というのは(布団に限らず中国製に良くある)作り(仕立て)が酷い物が結構あります。(特にガーゼでくるんだだけのもの)
ガーゼでくるんだだけの物は使いづらいのもありますしね。
そういった物も「絹綿の質」さえちゃんとした物であれば、仕立て直す事で、ちゃんとした「絹布団」になるんです。
「絹綿の布団」は「軽くて暖かい」最高級の布団ですから、中国土産でも押入れで眠らせとくのはもったいない。
時折、依頼を受けてお手持ちのお布団の診断にお伺いすると、絹綿の布団が混じっている事もあります。
素材としては高いものになりますので、質が良い物であれば、うっかり捨ててしまうと、これもまたもったいないですよね。
今回も
「これは何か使えるんですかねぇ。使えなければ捨てようと思うんですが・・・」
と絹綿というのを知らずに持って来られた物でした。
捨てられる事無く良い布団が出来ました。
永く使ってもらいたい作品です。
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