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2012年10月28日

当たり前の仕事

お布団の仕立て方は、様々あります。

今回は、「打替え仕立て替え」の生地について
元の生地を取り替えないで使う
「とき洗い」のお話。

先に言っときますが、「まる洗い」じゃないですよ。
和布団(綿や絹の「わた」が入った布団)は、
絶対に洗ったらダメですからね。

さて本題。
お布団を打替えする際に側生地は、どうされてますか?
最近では、多くのお店が側生地は、新しくするのが、
「さも当然」のようにされているのではないかと思います。
これは、技術がなかったり、手間が掛かる仕事になるので
儲からないからです。

本来、綿のお布団は、側生地が汚れれば、
側生地から綿を出して、綿はそのまま干して乾燥。
側生地は、洗って、また綿と合わせて、綴じを入れて仕立て直し。
綿もヘタって寝心地が悪くなっていれば、打替えをして仕立て直す。
和布団は、こういった形で、メンテナンスをしながら
永く使ってきた物ものなのです。
なので、打替えの際に「側生地が、まだ使えれば」
替える必要はないのです。
その方が経済的でもあります。

儲けと手間だけを考えれば、側生地を新しくしていただいた方が、
非常に楽で良いのですが、まだまだ使える生地を捨ててしまうのは
もったいないですよね。

ただ、これも様々で、「打替えと同時に生地も新しくして、
リフレッシュしよう」と思われる方が多いのも事実です。
また、生地が傷んでいて、交換した方が良い場合もあります。

さて、「とき洗い」と一口に言ってもそのやり方は様々です。
お預かりしたお布団、生地などによっても違ってきます。

基本的には、まず、側生地から綿をだし、
縫製してある布団地を全部ほどきます。
これも生地を傷めたら元も子もないので、慎重に。
といた後は、生地に付いた綿や埃を取って行きます。
さすがにそのまま洗うと洗濯機が、大変な事になりますからね。
後から取るのも非常に大変な事になります。
しかし、これが、色々と差はありますが、結構手間が掛かります。
特に古い綿で、叩きまくった感のある布団とかは、中は埃だらけの事も・・・。
写真の生地は、少ない方ですが縫いしろの裏などにたまってます。Arai1ホウキなどで取っていきます。Arai2続いて全体的に取っていきます。
ないように見えますが、やはり付いてます。Arai3一応、下準備が完了。
掛布団2組分。
それぞれ一緒になってますが、表は、各2枚に。裏も各2枚にといてあります。Arai4_2写真には撮ってないですが、うちでいうダメな仕立ての布団です。
この布団を作った布団屋(業者か?)は、生地をケチってというのか、儲け主義なのか、
きちんとした仕立てをしてないので、今回、仕立てをする際に巾が厳しくなりそうです。
分かる方には、分かるかな。

綿にしろ絹にしろ和布団を仕立てる以上、仕立て替えをすることを考えて作る事が
大前提だと思うんですけどねぇ。
それが、どういう事かも理解できない店が、多くなってるんだと感じます。
和布団の事など何も分からずに売ってる店も多分・・・。

話は、それましたが、
次に洗濯、のり付けなどをして、
縮みを出来る限る補正しながら生地目を整え。
残った綿ゴミを取りながらアイロンがけ。
更に生地に傷みがあれば、補修したりもします。

お客様の思い出の生地だったり、その他、色々なケースで
傷みがあっても使用する事もありますので、
少しでも永く使っていただけるように出来る限りの事は
しています。

で、ようやく
生地の準備が完成。
となります。
枚数が多かったりすると、生地の準備だけで
数日を要してしまいます。

そして、縫製、これも色々と考慮する事もあって、
手間が掛かる事が殆どです。
綿を打替え、綿入れ、仕上げ、納品となります。

「洗い」もクリーニング屋に出せば?
と思われるかも知れませんが、
正直、ダメなんですよ。
クリーニングに出すと・・・。
生地が極端に縮んでる事がほとんどだし
「のり付けは少し」と言っても大抵バリバリになってるし
更に布目が斜めになって、アイロンがあたってたり
シワの上をそのままアイロンがあたって筋になってたり
「餅は餅屋」とは言いますが、
布団に関しては、クリーニングにおいても
手作りしてる布団屋のもんです。
「うちがこだわるから」かも知れませんが・・・。

お布団のお仕立ては、お客様ごとに様々です。
まずは、しっかり相談してみて下さい。
色々な対応が出来なかったり
選択肢の少ないお店は・・・。

現在、ご注文をいただいております
お仕立につきまして
大変お待たせをしており
申し訳ございません。
この様な形で、1枚1枚、手間をかけて
頑張って、仕立てておりますので
ご理解の程、よろしくお願いいたします。

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