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布団の仕立て方は、布団の状態やお客様のご依頼によって様々です。
同じお客様の絹綿のお布団。
色々とご説明をさせていただいた上での
ご依頼の通りではあるんですが、
仕上がりは、かなり違います。
ちなみに側生地は、絶版のサテン地。
わかる方に使っていただきたい生地です。
中綿は、ほぼ同じ重さ。
ちょっと右が多いかな。
左は、打替えをして仕立てたもの。
右は、打替えをしないで仕立てたもの。更に右の絹綿は、側生地が破れていたとの事で、お客様が、中綿をご自分で外されて、持ち込まれました。
その為に元の寸法がわからないので、ハッキリした事は言えませんが、サイズがかなりアバウトになっていました。
中綿をそのまま合わせる場合、絹綿は特にですが、慎重に側生地から外さないと、伸びが出て、合わせるときに綺麗に入らなくなります。
今回も絹綿のサイズを何度も測って、色々と検討して、側生地を縫い、絹綿と合わせました。
何とか、2枚を同じサイズにする事が出来たので良かったのですが、綺麗に生地と合わせるのに苦労しました。
仕上げも、絹綿の状態から、これからも永く使ってもらう為に
しっかり手間をかけておきました。
こちらは、お預かりした着物を鏡に使った絹の冬布団。セミダブルなんで、バランスよく綺麗に縫うのに生地の継ぎ方もひと工夫。
着物からなんで、生地は限られてますからね。
多分、お客様にはわからないだろうなぁ・・・。
と思いながらも、うちでは大事な作業です。
どちらも永く使ってもらえると
嬉しいですね。
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だんだん寒さも増してくると、私も家族もついつい着てしまう
「袢纏(はんてん)」
もちろん、スーパーで売ってるナイロン100%のじゃなくて
綿100%の物です。
暖かさ、着心地が、全く違いますからね。
前にも紹介しましたが、
毎年、何枚かお仕立ての注文をいただきます。
ただ、最近は皆さん絹綿100%のご注文が多いです。
これは、綿ともまた違い、軽くて暖かく、着心地も最高です。
更に使い込むほどに馴染んで絹の風合いが増して行きます。
綿100%も出来ますし、袖なし(ちゃんちゃんこ?)
も絹でも綿でも出来ます。
着物から袢纏に作り直した2枚。
もちろん絹綿入り。
絹綿にも種類がありますが、上質な絹綿が入れてあります。
軽くて良い感じに出来上がってます。
両方とも女性用ですが、微妙にサイズも違います。
写真では、色と風合いが出ないのが残念。しっかり使い込んでいただいて、
身体に馴染んだ友になってくれると思います。
細かい所までこだわって
永く付き合える冬の友を作ってみるのも
良いですね。
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